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たいへんお待たせしました。超人登坂勉さんへのインタビュー記事も第三回目です。
今回は、登坂さんにトレーニングと食事・栄養について語っていただきました。
ちょっとくらいはいいだろう、というのが嫌
好きだから続けられる
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――登坂さんのトレーニング歴は50年以上になるわけですが、長くトレーニングを続けてきた秘訣は何でしょうか?
「やっぱり好きなんでしょうね、トレーニングそのものが。ゴルフが好きな人や釣りが好きな人がいるのと同じです。僕もゴルフの練習をしてみたけど自分には合わないから、人それぞれ向き・不向きがあるんじゃないのかな。長く続けてこられたのも、トレーニングが好きで自分に合っているということにつきるね」
――トレーニングのどこが好きなのですか?
「ウエイトトレーニングは健康づくりに最も役立つと思うんだよ。身体に一番いいと思っている。何をやるにしても基礎体力をつけておけば間違いないからね」
――トレーニングをやってみるとその日の体調がわかったりしますからね。
「確かにね。……ただ、僕の場合あまり体調が悪いと感じたことがない。嫌なことがあってもトレーニングすると気が晴れるわけだよ。酒を飲んでもだめなんだよね。仲間とお酒を飲む時の雰囲気は好きなんだけど、僕はコンテストシーズンの半年間一滴も飲まないからね。
お酒を出す店に行っても、大会が終わるまではウーロン茶しか飲まない。暑い夏の日でも、ビールは飲まない。『ちょっとくらいはいいだろう』というのが嫌なんだよね。ボディビルで、バルク(筋量)はあっても最後に絞りきれないというのは、最後は口から入るもののコントロールだから」
ステーキで減量!
トレーニングでストレスを解消
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――コンテストに出場するようになる以前から、ある程度食事は調節していたのですか?
「そんなに知識はなくても、自然に自分でコントロールしていた。確かに若い頃はお腹一杯食べていたけど、僕の場合どこかでブレーキが働いていたんだろうね。あんまり脂っぽいものを食べちゃいけないなって。だから、ハンバーガーとかインスタント食品はあまり食べないようにしていた」
――食事で気をつけていることはあるのでしょうか?
「僕はカロリー計算とか細かいことはやらないんだけど、なるべく炭水化物を控えるようにしている。ご飯だったら一食につきお茶碗半分くらいを食べるか食べないだね。同じカロリーでも炭水化物や脂質ではなくたんぱく質で摂るようにしているから、減量するときもだいたい昼はステーキです」
レッドゾーンまで回してストレスを解消
――サプリメントが世に出始めてからちょうど30年くらいでしょうか。今はサプリメントを摂っているのですか?
「YMCAにいたころは全然サプリメントなんか摂らなかった。プロテインくらいはあったけど、今みたいに何でも売っていなかったでしょ。
今は摂っていますよ。プロテインはあまり摂らないんだけど、BCAAとかクレアチンは摂るようにしています。食事だけでは十分に摂れない栄養素もあるから、摂らないよりはいいと思う」
――仕事が忙しい時など、意志が弱いと食べることでストレスを発散するようになりがちですが、そんなことはなかったのですか?
「そんなことはなかったね。そのかわりトレーニングでストレスを解消していた。それが一番だよ。車でも低速でだらだら走っているとだめなのと一緒で、一日に1・2回思いっきりレッドゾーン近くまで回すようにトレーニングするといいというか。エンジンのすすもとれるっていうじゃない。重たいものをガッと挙げることで血液の流れをよくするとか、そういう考えが自然とあったんだよね。それが一番ストレスを解消できる手段だったんだね」
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