習慣が大切。たとえば歯磨きをするように…
「運動」と聞くと、何かのスポーツを想像したりフィットネスクラブでのトレーニングを想像したりする人も多く、それらを行なわなければ効果が出ないとお考えの人も多いと思いますが、必ずしもその通りではありません。
自宅で自分の体重を利用して行なうトレーニングや、日常生活の中でちょっとした工夫をしながら身体を動かすことでも充分な効果が得られ、場合によっては、そのようなトレーニングのほうが、フィットネスクラブでのトレーニングよりも効果が得られることもあるのです。
なぜなら、フィットネスクラブに入会しても仕事の都合でなかなか通うことができなかったり、クラブ内が混雑していて満足にトレーニングすることができない等の理由から、効果が充分に得られないことも多いからです。
カラダを変えたい人にとって重要なことは、どんな運動をするかということよりも、少しでもいいから運動(トレーニング)を継続することであり、そのためには、日常生活に運動を密着させることが重要になるのです。
たとえば、毎朝歯磨きをするように…。
そこで、私が提案したいのが「毎朝5分の出勤前トレーニング」です。
出勤前であれば確実に時間を確保することが可能となり、貴重な出勤前の時間といっても、5分間であればそれほど大きな問題ではないはずです。
そして何より、身体を動かすことで脳を刺激することも可能となり、1日を充実させるため、ビジネスを成功させるために、その5分間はきっと貴重な時間になるといえるでしょう。
前置きが長くなりましたが、このコラムでは、これから毎朝5分でできる簡単なエクササイズや、効果的なトレーニングを行なうためのヒントをご紹介していきたいと思います。
ダイナミックストレッチングとは?
今回のテーマは、「ダイナミックストレッチング」です。
ダイナミックストレッチングとは、動的ストレッチングとも呼ばれるストレッチングの一つなのですが、ストレッチング自体は、柔軟性を向上させるエクササイズとして、多くの方がご存知だと思います。
実は、柔軟性は大きく「静的柔軟性」と「動的柔軟性」の2つに分類することが可能であり、静的柔軟性とは、動きを伴わない柔軟性であり、いわゆる「身体の柔らかさ」として評価されるもので、一方の動的柔軟性とは、動きの中で発揮される柔軟性であり、いわゆる「動きの柔らかさ」として評価されるものです。
そして、動的柔軟性を高める効果の高いストレッチングが、今回ご紹介するダイナミックストレッチングなのです。
ダイナミックストレッチングは、筋収縮を伴うストレッチングであるため、場合によっては筋力トレーニングに相当することもあり、エネルギー代謝を向上させることも期待できる非常に優れたエクササイズで、短時間で充分な効果を得ることが可能です。
従って、忙しい朝に行なうエクササイズとして最適であるというわけです。
本当は、ラジオ体操をやってほしいんですが…
ところで、誰もが一度は経験したことのある「ラジオ体操」はダイナミックストレッチングの一つであり、様々な効果が得られることを皆さんはご存知でしょうか?
ラジオ体操には「第1」と「第2」の2種類がありますが、いずれも体の様々な関節を複合的に動かすことを目的に構成されており、それぞれ3分間で全身を動かす理想的なダイナミックストレッチングだと言うことができます。
また、体の動かし方によるため一概にはいえませんが、ラジオ体操第1では、3分間を通じて心拍数が120拍〜140拍程度まで上がるとされ、これはジョギングに相当する運動強度になります。
このような側面から、毎朝「ラジオ体操」を行なうことを皆さんにおすすめしたいのですが、ラジオ体操と聞くと、子供やお年寄りが行なうものという先入観があり、抵抗感を示す方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回は「ヒップローテーション」というダイナミックストレッチングをご紹介することにしましょう。
ヒップローテーションは、股関節の動的柔軟性を向上させる効果の高いダイナミックストレッチングですが、上半身と下半身の連結部である股関節の筋肉を動かすことで、全身の血液循環がよくなるなどの様々な効果が期待できますので、ぜひチャレンジしてみて下さい!
ダイナミックストレッチングは基本的にはストレッチングですので、特に体に強い負担を感じなければ毎日行なっていただいて問題ありません。
ヒップローテーションで充実した1日のスタートを!!
ヒップローテーション(外旋・内旋)
ヒップローテーションをクリックすると動画をご覧いただけます。(再生にはWindows Media Playerが必要です。→こちらからダウンロードできます)。
■外旋動作(外回し)
(1) 壁に向かって足を軽く開いて立ちます。この時、両手は肩の高さで壁につき軽く肘を曲げた状態で上半身はリラックスします。
(2) 左右どちらかの脚を軸足にして、反対側の脚を身体の正面に引き上げます。この時、引き上げた脚の膝は軽く曲げておきましょう。また、上半身が傾いたりしないように身体の軸をしっかりとキープしましょう。
(3) 引き上げた脚を外側に回していきます(外回し)。
(4) (2)〜(3)の動作をリズミカルに繰り返します。動作中は呼吸を止めないように注意しましょう。
(5) 左右それぞれ15回〜20回程度繰り返しましょう。余裕があれば左右それぞれ2〜3セット行なうと効果的です。
■内旋動作(内回し)
(1) 壁に向かって脚を軽く開いて立ちます。この時、両手は肩の高さで壁につき軽く肘を曲げた状態で上半身はリラックスします。
(2) 左右どちらかの脚を軸足にして、反対側の脚を身体の横に引き上げます。この時、引き上げた脚の膝は軽く曲げておきましょう。また、上半身が傾いたりしないように身体の軸をしっかりとキープしましょう。
(3) 引き上げた脚を内側に回していきます(内回し)。
(4) (2)〜(3)の動作をリズミカルに繰り返します。動作中は呼吸を止めないように注意しましょう。
(5) 左右それぞれ15回〜20回程度繰り返しましょう。余裕があれば左右それぞれ2〜3セット行なうと効果的です。
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